ビーワックスラップ

少し前に、カナダで早ければ2021年から使いすてプラスチックが禁止になるというニュースを読み、カトラリー類、ストローやコップは代替え品があるなぁと思ったのですが、ラップはどうするんだろう?と思っていました。

そしたら、誰かが教えてくれたのか、お店で見たのか忘れてしまいましたが、ビーワックスラップというものがあることを知りました。

ただ、熱と酸に弱いので、レンジ・オーブンでの使用が出来ない、お湯で洗えないので熱湯消毒が出来ない、よって肉や魚等は包めない、酸の強いフルーツなどにも使用出来ない、アルコールにも弱い、布が透明でないので、ラップの様に中に包んだものも見えない、等と完全にラップの代わりにはなりませんが、ラップの使用量は減らせるのではないかと。

繰り返し使えますし、一年くらい持つみたいですし、使えなくなったら自然に還りますし。

適度な通気性もあるらしいので、野菜を包んでおくのにもいいかと。

お店で見たときは、大・中・小サイズ3枚セットで$25だったので、うーん、作った方が安いかな、と今回材料を揃え、挑戦してみました。

使った材料

*ビーワックス(ペレット状のもの ー 塊でも大丈夫ですが、固形だとチーズおろし器等で削らなければならないので手間がかかります)

*松脂(これも細かいものの方が便利です。大きければ紙袋などに入れて、たたいて細かくしてから使います)

*ホホバオイルまたはココナッツオイル

*オーガニックコットン100%などの布(今回は使っていないハンカチを使用)

今回は、ビーワックスを100%とすると、松脂とココナッツオイルはその30%という割合で作ってみました。

松脂(細かくしてから使います)

材料を合わせて、耐熱性の容器に入れ、湯煎します。

松脂がなかなか溶けにくいです。完全に溶けるまでには時間がかかります。

全部溶けて、完全に混ざったら布にはけ等で塗っていきます。

布は、パーチメントペーパーか、アルミホイルなどを敷いてから上にのせ、ワックスを塗ります。

アイロンを使うやり方、オーブンを使うやり方等がありますが、家にはアイロンがない、オーブンも試しに作ってみている段階でもったいないなーと思い、今回はウッドストーブの上でワックスを溶かしてみました。

オーブンを使う場合は、350℉(150℃くらい)で2、3分。ワックスが溶けたらオーブンから出して、コーティングされていない所があるかチェック。あったらワックスを塗り、再度ワックスが溶けるまでオーブンへ。

結構すぐに溶けるので、じーっと見ながら待ってます。

出来たら、固まる前に広げて乾かします。熱かったら手袋を使います。

すぐに乾きます。

今回は3枚作りました。

布が大きかったので、バゲット用に。

思ったより簡単に作れました。

ミツロウ等は、常温で固まるので、くれぐれも排水口に流さないようにしてください。固まってしまうと大変なことになります(笑)

ミツロウは黄色と白(精製済)がありますが、今回は白を使っています。精製済の物がお嫌いな方もいらっしゃるでしょうし、アレルギーなどを考えなければ、別にどちらを使ってもいいのかと。

自分で作った方が安上がりでした。

ウッドストーブは便利だな

#エコ

まあいいでしょう(笑)

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